いつものミソ日記(いつミソ)

ミイルの続きみたいな感じです

あとがき

火曜日の朝、僕は都営新宿線に揺られていた。

今朝の夢について考えていた。
新しい取引先の担当者に会ってみたら身長が2m30cmもある痩せた大男だった事
いくら何でも背が高過ぎて上を向いて話すのに肩が凝ってしまう。

電車に乗っていると色々な人がいる。
英字の本を読むチェック柄のシャツを着た男性。
眼鏡をオデコに乗せ難しい面持ちでスマホを覗き込む初老の紳士。
停車時によろけて僕の右足を踏んで知らんぷりな黒いヒールの女性。
…やれやれ

九段下で扉が開くと割に沢山の人が下車した。
僕はポツンと空いた青色の座席に腰を下ろしカレーパンマンの事を考えた。
クリーニングから返ってきたばかりの真っ白なワイシャツにカレーを吹きかけられたら嫌だな、とか
そう言えばハヤシライスマンて居そうで居ないな、とか
もしクイニーアマンマンてのが居たらどんな技でバイキンマンをやっつけるのかな、とかね…

本八幡までまだ14駅もある。
今日はずいぶん遠くまで行かなくてはならないなと電光掲示板を眺めた。

いつだったか新幹線に乗って京都へ向かう最中「鯉を食べて素敵な鯉を」と電光掲示板に表示された事があったな。

 

新しい取引先の担当者、あまり背が高過ぎないといいな。

緩やかなカーブで車輪の軋む音を背中に覚えつつ僕は深く沈み込むように眼を閉じた。

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